【沖縄県立那覇高等学校】最後のインターハイで 表彰台に上がりたい!

沖縄の高校力 Dream INTERVIEW
沖縄県立那覇高等学校 片桐 瑠夏さん(男⼦バタフライ)

那覇高校3年 片桐 瑠夏 Ruka Katagiri 【実績】 2023年 令和5年度 全九州⾼校総合体育⼤会 男⼦100Mバタフライ 優勝

仲間と盛り上がりながら泳ぐのが楽しい

ものごころついた時から泳いでいた

片桐さんが⽔泳をはじめたのは、ものごころがついた3歳ごろ。それから今までずっと泳ぎ続けているという。⼩学4年⽣の時、スイミングの友⼈に誘われ出場した⼤会がきっかけで、記録を意識するようになり、選⼿コースに転向した。最初のころはクロールで泳ぐことが多かったが、中学2年⽣の時、他の競技を勧められていろいろな泳ぎを試してみると、バタフライが⼀番⾃分に合っているとわかり、それからメインで泳ぐようになったという。⽚桐さんは那覇⾼校の⽔泳部とNB沖縄に所属していて、大会などではバタフライの個⼈競技の他、リレーに出場することもある。メドレーリレーは、4⼈でチームを組んで、背泳ぎ・平泳ぎバタフライ・クロールの順番で泳ぐものだが、⽚桐さんは得意とするバタフライを担当している。黙々と取り組む個⼈競技と違い、仲間と⼀緒に泳ぐリレーは、練習中も盛り上がりとても楽しいそうだ。週に6日はプールに入り、1日に5000m~6000mは泳いでいる。泳ぐ前には軽く⾷べ、筋トレを⾏うこともある。より早いタイムで泳ぐため、食事や体調管理にも気を配りながら練習に取り組んでいる。

⽔泳を通じてたくさんのことを得た

ろは「泳ぐたびにタイムが上がり楽しさしかなかった」と笑顔で話す。そんな⽚桐さんでも、あるとき記録の伸びが⽌まり、悩んだことがあった。スランプのときは焦り、練習がキツイと感じることもあったが、それでも泳ぎを⽌めることはなくコツコツとトレーニングに取り組んできた。⽔泳を通じて「キツくてもがんばる⼒が⾝についた」と語る。片桐さんが本格的に水泳を始める前は、少しぽっちゃりしていたそうだが、全身運動のスイミングで引き締まった体型になったことも、水泳をして得たことのひとつだという。2023年の全九州高校総合体育大会では、男子バタフライの部で優勝することができた。片桐さんは今年、佐賀県で開催される全国高校総体に、水泳の男子バタフライの部で出場を予定している。高校生活最後のインターハイで表彰台に上がることを目標に、コツコツと練習に取り組む日々が続く。高校卒業後の進路はまだ未定だが、県外の大学からのオファーの話もあるそうだ。自分との戦いの個人競技と、仲間と協力しあいながら泳ぐリレー、どちらの良さも知っている片桐さんに、これからも楽しく勢いよく、泳ぎ続けてほしい。

少しでも早いタイムを出すために、バタフライの息継ぎは水上に顔を出す2回に1度行うようにしている

日常の一部となっているプールには、スイミングを楽しみ競い合う仲間がたくさんいる

沖縄の高校力 2024 那覇高校 片桐 瑠夏さん(男子水泳)

※学年や実績など、内容は全て取材当時のものです。

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