国際武道大学
内地には全国からいろいろな人が集まるので、人付き合いとコミュニケーション能力が向上しました。
保健体育の教員免許が取得でき、野球部の強い国際武道大学に興味を持った伊野波さんは、高3の夏休みに開催された野球部の練習会に参加。野球場には、内野が入るほどの大きな屋内野球練習場があり、その素晴らしい施設とレベルの高い選手の多さに魅力を感じ、「この大学で学び、野球がやりたい!」と入学を決意した。もともと進学には奨学金を利用する予定だったが、同大学には"島嶼部奨学金制度"があり、初年度の授業料が減免されるというのも大きな利点だったと明かす。総勢250名あまりの野球部には、甲子園出場経験者や強豪校出身者、中学時代からリトルシニア選手として活躍していた優秀な選手が全国から勢ぞろい。そうした中でも地道な努力を重ねた伊野波さんは、足の速さと強肩を兼ね備えた抜群の身体能力を武器に、3年次のオープン戦からメンバー入りを果たし、初打席・初ホームランという大活躍を見せ、練習の成果を発揮した。保健体育教諭になり、生徒と一緒に甲子園を目指したいと進学したが、様々な分野で活躍する先輩たちに刺激をうけ、現在は地域に貢献できる公務員を目指したいと将来の夢を語った。
GO TO SCHOOL!! 2021 夏 国際武道大学 伊野波 盛矢さん
高校1年生の冬から愛用しているグローブ。購入当時は硬かった本革もすっかり手に馴染むように。丁寧なメンテナンスで、これからも使い続けたいと話す。
消耗の激しいバットは、自分好みのオーダーメイドで制作してもらう。
伊野波 盛矢 Seiya Inoha
沖縄県立名護高等学校出身、国際武道大学 体育学部 体育学科4年。各種目で指導経験が豊富な先生方が多く、技術面に加えフィジカル面での学びも得られました。学生も全国各地から集まってくるので、人との出会いにも恵まれています。
GO TO SCHOOL 2021.7