海外で活躍できる看護師になってお札に描かれるような人になりたい!

金城大学

沖縄では見ることのない雪景色。初めて見た時は感動したという。「雪の大変さを経験して、楽しくなっちゃいましたけど(笑)」。

高校1年生の頃から進学を希望していた西平さんだが、もともと看護の道に進もうとしていたわけではなかった。「航空業界で働きたいと思っていました。でもコロナ禍で募集が止まっていたりしたのを見て、改めて考え直しました。そして、看護を学ぼうと決めました」。両親とも話し合い、手に職をつけて世界中どこででも働けるようになりたいと看護の道に進むことを決めたそうだ。そして始まった大学選び、沖縄出身の学生への手厚い支援と国家試験合格率の高さを見て、金城大学への進学を決めた。両親には親戚の住む福岡周辺への進学を勧められていたが、石川へ行きたいと話すと驚かれたそう。「知り合いも誰もいない土地でチャレンジしてみたかったんです。自分のチカラだけで生活してみたかった」、その想いを両親にも伝え、理解を得た彼女。現在は海外で働きたいという新たな夢を叶えるために、看護師資格取得のための学びだけでなく英語力向上にも力を入れている。「卒業後まずは日本で経験を積んで、そのあとは先進国で最先端の看護を学びたいと思っています。そして最終的には発展途上国で人々に寄り添える仕事がしたいと思っています」と将来の夢を語ってくれた。

GO TO SCHOOL!! 2023 金城大学 西平 七海さん

母とお揃いの洋服。沖縄で購入したもので、お気に入りの1着。

中学から使っているポーチに入っているのは海外で買ってもらったブラシと家族からもらったリップ、父からもらったというAirPods。

西平 七海 Nanami Nishihira
沖縄県立中部商業高等学校出身。金城大学 看護学部 看護学科 2年生。もうすぐ成人式を迎える彼女。「地元の成人式には出ず、アメリカに行こうと思っています。いとこに協力してもらって、ちょっと楽しいことをしようかなって」と笑顔でとある計画を立てていることを教えてくれた。

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