急な進路変更を応援してくれた両親、 大学での学びを活かして恩返しがしたい。

活水女子大学

緑が多く、四季を楽しめる活水女子大学のキャンパス。「雪を見たことがないので、冬が楽しみです!」

以前は、ただなんとなく教員になることをめざしていたという新里さん。しかし、高校3年生の時に「音楽関係の仕事に就きたい」との思いが芽生え、進路を大きく変更。両親にその想いを伝えたところ「智咲はそういう道に進みたいって言うと思ってたよ」と理解し、応援してくれた。特徴的なカリキュラムに加え、音楽療法士の資格が取れることに魅力を感じて活水女子大学へ。取材時は、授業が始まったばかりの彼女だったが「本当に学びたかったことを学べることが楽しくて仕方ない。これからどんなことを学べるのかワクワクしています」と笑顔を見せた。
県外に出て困ったことを聞くと、全く知らない土地に一人ということに寂しさを感じると話す新里さん。両親とテレビ電話をすることも多いそう。「でも、同じアパートに同じ学部の友達が住んでいることがわかって、近くに知り合いがいると思うと少し寂しさが紛れます(笑)」。
今後は、レコーディング技法や音響技術など、さまざまな音楽知識を学びながら、将来の道を決めたいと考えているようだ。「自分がしたいことを応援してくれた両親のためにも、ここでの学びを将来に活かしたいです」

GO TO SCHOOL!! 2021夏 活水女子大学 新里 智咲さん

吹奏楽部の後輩たちから進学が決まった時にもらったメッセージ。常に持ち歩いていて、たまに読み返すことも。

入学祝いに両親が買ってくれたリュックサック。教科書や水筒などたくさん入る大容量で、お気に入りだと話してくれた。

新里 智咲 Chisaki Shinzato
沖縄県立普天間高等学校出身。
活水女子大学音楽学部音楽学科1年。
長崎に来て、電車やバスが予定通り出発することに驚き、「ウチナータイムではいられないと思いました」と時間を意識して動くようになったと話してくれた。

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