アクターズスクール初の女子高校生バンド Eʼsekai [イセカイ]

アクターズスクール初の女子高校生バンド

Interview

歌って踊れるガールズバンドとしてSNSで人気急上昇のEʼsekaiメンバーの4人に、
バンドを始めたきっかけやこれからめざしていることについて話を聞いた。

E’sekaiとして活動をはじめたのは?

Miyu 私たち4人がバンドを組んだのは、2025年の9月です。メンバーみんな同じ時期に、アクターズスクールのオーディションを受けました。歌と踊りで合格した約50名でB.B.WAVESの一期生としてはじめて、今年で3年目になります。ダンサーとボーカルのパフォーマンスで組んだ4人のメンバーで、バンドをやったらおもしろいんじゃない? という流れで、ガールズバンド『Eʼsekai』が誕生しました。
Yuna MiyuとYunaはバンドを組む前から楽器をやっていて、Miyuはベース、私はアコギの経験はあるけれどエレキははじめて1年くらいです。
Nanami バンドを結成してすぐは、演奏に集中してしまい全く動けずにいました。インストラクターのアンナさんに「Eʼsekaiにしかない、歌って踊れる部分を出して!」と言われて、イントロの振り付けを工夫したり練習を重ねて今のかたちになりました。
Miyu Eʼsekaiはメンバーみんなが歌詞を書きます。1stSingle『異世界』の歌詞は、AineとMiyuで書きました。2ndSingle『TRIGGER』はそれぞれが書いた中で、私の歌詞が使われました。

2nd Single『TRIGGER』にちなんで、みなさんのトリガーを教えてください

Nanami 母が安室奈美恵さんのファンで、私も影響を受け奈美恵さんの動画を見ていました。小学校4年生のときに、奈美恵さんのデビュー曲『ミスターU.S.A.』の振り付けを覚えてカラオケグランプリに出て、そこから歌って踊れるアーティストをめざしました。
Aine 私は小学5年生のころ、K-POPに夢中になりました。「私もみんなに憧れてもらえるような存在になりたい」と思うようになって、アクターズスクールのオーディションを受けました。
Miyu RADWIMPSの野田洋次郎さんの書く歌詞が素敵で、影響を受けました。悲しいとき「音楽を聞いた人が感動するような歌詞がかけるのはすごい!」と、私も誰かの心を動かせられるような素敵な歌詞を届けたいと思うようになりました。
Yuna 憧れの人は「人を惹きつける自分だけの世界観」を持つ、あいみょんさんです。あいみょんさんの作る世界観やアーティストスタイルに憧れて、私もギターをはじめました。

E’sekaiの魅力は、どういうところだと思いますか?

Aine メンバーみんなが歌って踊れて、曲中でも演奏しながら踊ったりする、このバンドスタイルがE'sekaiの魅力だと思います。
Miyu アクターズスクールでは感性を鍛えたり、伝えることを集中的にやっています。そのアクターズスクール所属のバンドということで、歌って踊れることもそうですが、楽器のパフォーマンス中にも伝える思いが強くあるところがE'sekaiとしての魅力だと思います。
Yuna 私も歌って踊れるところが、E'sekaiのいちばんの魅力だと思います。
Nanami 一人ひとりが自分だけの武器を持ってる4人が集まって、Eʼsekaiにしか作れない雰囲気、曲中に踊ることもそうだし、Eʼsekaiならではの世界観をちゃんと持っているところが魅力だと思います。

このメンバーでバンドを組んでよかった! と思うところは?

Nanami 私たちは沖縄の別々の地域から集まり、約3年間、いっしょに過ごしてきました。アクターズスクールのメンバーはいい意味でライバルだけど、お互い引っ張り合えるのがいいところだと思っています。とても緊張していても、お互いに励まし高め合えるのが心強いと思います。もともと仲も良かった4人なので、安心して過ごせています。
Yuna みんな個性の違う4人なので、いい意味でおもしろいと思います。
Aine ツッコミ担当や気遣いする人、面白い人など4人揃っていいかたちになるところ、一人ひとりの個性がかみ合っているところがいいと思います。
Miyu 私はボーカルなのでメインで歌いますが、バックに私より歌の上手い人たちがいるので安心です。ツインボーカルで、自分にできない部分を補い合えるところも、このメンバーでよかったなと思います。 EʼsekaiのオープニングのSE(サウンドエフェクト)は、ドラムだけで1人ずつ踊る『ワンダーランド』と、ライブだけで演奏する『夢限』では一人ひとりガッチリ踊る曲もあります。楽器を持って歌いながら踊るスタイルは浸透していないと思うので、新しいジャンルとして周りのバンドにも広がったらいいなと思います。

大変なこと、がんばったことを教えてください

Miyu E'sekaiの活動を始めたときは、中学3年生でした。受験勉強もしながら歌やパフォーマンスでライブに出たり、どちらも全力でやっていて大変だったけれど、がんばって乗り越えられました。高校に入った今は落ち着いて並行してできています。
Yuna 大変だと感じることはないけれど、疲れたなと思うときはあります。
Aine 学校の課題は、移動時間や隙間時間に取り組んでいます。今のところ学校とバンド活動の両立に関して大変と思うことはないです。
Nanami 閃光ライオットの発表後、急に伸びて忙しくなり、海外遠征もあったり東京から台風で帰れなかったりと大変でした。今大変なのは、学校の宿題に手をつけられてないことです。アクターズスクールではEʼsekai以外にB.B.WAVESの練習もあり、毎日アクターズのほうに力を注ぎ込んでるので、勉強との両立が難しいです。でも、文化祭や体育祭など青春も経験したら歌詞にも反映できるし、この道は自分で選んだのでどちらもしっかりしたいと思っています。

グランプリを取ったときのことを聞かせてください

Nanami 閃光ライオットの審査結果はラジオで発表が行われ、メンバーとLINEでやり取りしながらそれぞれの自宅で結果発表を聞いていました。「沖縄県」と聞こえた瞬間、涙が出てきて第2次審査のときに感じた緊張やドキドキした気持ちが、一気に鮮明に感じられました。最初はEʼsekaiが選ばれたことに現実感がなくて、感情的に泣いていました。
Miyu 閃光ライオットは第1次が書類と音源の審査で、第2次審査はサイバーボックスでの動画審査、私たちが参加したコピーバンド部門は第3次審査がファイナルでした。全部で500組くらいの参加者がいて、発表の時は東京のライブハウスでの緊張感を思い出してドキドキしました。オリジナル部門は9組の中からグランプリがあって、私たちコピバン部門はダイバーシティが最終で、コピーバンド部門から一組だけ選ばれました。演奏した曲はFLiPさんの『ワンダーランド』です。FLiPさんの曲は同じ沖縄で親近感があって好きで、最初に4人で練習して完成させた曲も、Eʼsekaiとしてはじめて舞台に立ったときのお披露目の曲もワンダーランドなので思い入れがあります。

今後の目標と将来の夢

Nanami 高校生だからこそ伝えられること、共感してもらえること。同じ世代の人に刺さって、自分もがんばろうと思ってもらえるような、Eʼsekaiでそういう発信ができるようになりたいです。ソロでも活動したくて、ソロ曲の作詞も書いています。将来はメンバーのみんながそれぞれやりたい女優やモデルなどの夢も叶えつつ最強の4人で輝けるバンドをめざしたいです。
Aine Eʼsekaiとして有名になりたい! もっとできることを増やして、いろんな番組に出たり海外にも行きたいです。個人的には、歌手やモデル活動などもしていきたいと考えています。アクターズスクールの復活祭で武道館に立つ経験をしましたが、いつかE'sekaiとして武道館に立ち、そして東京ドームでライブを行うのが夢です。
Miyu 個人的な目標としては、私が野田洋次郎さんの曲にきっかけをいただいたように、私も誰かにきっかけを与えられるようなアーティストになれたらいいなと思います。Eʼsekaiの一人ひとりが歌手やモデル活動など、やりたいことができるのが素敵だと思うし、私も自分のやりたいことに挑戦していきたいです。そしていつかE'sekaiのオリジナル曲をカバーをしてもらえるのが私の夢です。
Yuna これからいろんなアーティストと対バンしたり、すごい人たちとも共演していくと思いますが、その中でもいちばんかっこいいギタリストになりたいです。最終的なゴールとしては、最強の4人のバンドでEʼsekaiという居場所を提供していきたいです。個人的な目標としては、シンガーソングライターとして、バンドに曲をつけて出したいですし、美術館を立ち上げたい! 絵を描くことも好きで、ファッションも好きなので、ディズニーランドのような美術館を作るのが夢です。

最後に読者のみなさんへメッセージをお願いします

Nanami 私も最初から自信があったわけでなく、チャレンジしたことで自分の殻をやぶって自信につながってきました。チャレンジして失敗するかもしれないけれど、結果を恐れずチャレンジしてほしいと思います!
Aine E'sekaiのインスタをフォローしてくれると嬉しいです。ぜひ私たちのライブにも来てください。自信を持って突き進め!
Yuna 自分の好きなことを好きなだけ追いかけてほしいなって思います。私も好きなことしかしてこなかった人生なので、余計にそう思います!
Miyu 今、大変なことがあってもそれを乗り越えたら、今よりいい未来が待ってるから、自分を信じてほしいです。Eʼsekaiの「TRIGGER」は何かに迷っている人に前に進んでほしいという思いを込めた曲なので、自分にとって元気づけられる曲を聴いてがんばってほしいと思います!

Profile

E’sekai イセカイ
DAPUMP、MAX、SPEEDなどを輩出した沖縄アクターズスクールから誕生した、初のガールズバンド。結成から1年に満たない期間で、楽曲リリース、全国規模の音楽コンテストでのグランプリ受賞、東京でのライブ出演、SNSでのミリオン再生、国内外メディアからの取材、台湾をはじめとした海外展開へと活動の幅を広げている。沖縄から全国へ、そして世界へ。「東京ドームのステージに立つ」ことを目標に活動中。
(左から)
Yuna 結南(Gt) 2009年5月生まれ @yunana_.official
Miyu 心優(Ba/Vo) 2010年6月生まれ @miyu_.nige1la
Nanami 波美(Gt/Vo) 2009年5月生まれ @17_nana_mi
Aine 愛音(Dr) 2009年6月生まれ @a1ne._.world

Catch the dream 2026.10

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