明海大学
留学制度が充実している明海大学。「台湾への留学に挑戦しようと考えています。とても楽しみです!」
高良さんの夢は、地元・石垣島で観光業に携わること。中国や台湾からの観光客が多く来島するため、高校の授業でも中国語を学ぶなど夢に向かって努力を重ねてきた。大学進学にあたり重視したのは、中国語のレベルアップが可能なカリキュラムと、奨学金や留学制度の充実度。見つけたのが、4年間の授業料が半額になる沖縄特別奨学生制度があり、留学制度も整う明海大学だった。興味を持った高良さんは、同大学の中国語学科に通う高校の先輩から話を聞き、中国語の実力を基礎からビジネスレベルに引き上げることができるきめ細やかな学習内容や、中国語の教員免許状の取得もできて将来の選択肢が広がる点に魅力を感じ、進学の意思を固めた。入学後、中国語力の向上に向けて励んできた高良さんが卒業までに達成したいという目標の一つが、中国政府認定の中国語検定試験「HSK」6級(上級レベル)の取得。また、現地の文化や風習に触れ、教養を深めるべく、留学にも挑戦したいという。忙しくも充実した大学生活を楽しむ高良さんは、沖縄の高校生へのアドバイスとして「高校生活を楽しんだうえで、広い視野を持って進路選択をしてほしい」と話してくれた。
GO TO SCHOOL!! 2023 明海大学 高良 杏さん
高校卒業時に、郷土芸能部の後輩からもらった思い出のアルバム。部屋の掃除などする時に目に入ると、つい見てしまいます。写真は、本島で開催した大会に出場した時のもの。こちらもつい見てしまうそう。
高校の中国語の先生から送られてきた年賀状。「貰った時、すごく嬉しかった! 上京する時に持ってきました」。
高良 杏
An Takara
沖縄県立八重山商工高等学校出身、明海大学 外国語学部 中国語学科3年。県外進学を希望する高良さんを、両親は快く送り出してくれたそう。寂しい時には電話で話を聞いてもらうなど、様々な面で支えてくれる両親に対し、とても感謝していると話してくれた。
GO TO SCHOOL 2023.7