【小禄高等学校】プレッシャーに負けず 全国の壁を打ち破れ。

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沖縄の高校力 Dream INTERVIEW
小禄高等学校 剣道部

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沖縄の高校剣道に新たな歴史を刻んだ先輩たち。その背中を超えるために。

沖縄県内で剣道強豪校として知られる小禄高校。2020年度全国高校剣道選抜大会にて沖縄県勢男子初となる選抜8強入りを果たした。同部の現在、そして今後の目標を聞くことができた。

制限される練習環境で目指す全国制覇。

令和2年度度沖縄県高等学校総合体育大会(剣道・男子団体)で優勝を果たし、令和2年度全国高校剣道選抜大会(男子団体)に進んだ小禄高校剣道部。そして沖縄県勢男子初となる選抜8強入りという快挙を成し遂げた。これまで沖縄県勢が全国大会で思うような結果を残せなかったことについて、岩下さんは「沖縄は県外の高校との練習試合などが簡単にできないので、全国との差が生まれやすいのかなと感じています」と話す。全国と比べると練習環境が限定されているのが沖縄の剣道の実情である。「県外での大会に出場するときは試合だけでなく、いつもと違う環境で練習できることも楽しみのひとつです」と話してくれた金城さんは、憧れだった先輩がいるという理由で小禄高校に入学し、剣道部に入部した。その先輩は選抜8強入りを果たした試合で主将を務めていた。「目の前で戦う先輩の姿が本当にかっこよくて。痺れました」と笑顔で話してくれた。「全国トップレベルの試合は技術面はもちろん、会場の雰囲気や緊張感、何もかもが段違いだった。戦いのスタイルなんかも高校によってバラバラなので、とても勉強になりました」と話すのは仲盛さん。制限された環境でも前向きな姿勢を崩さず、練習に取り組む彼ら。その夢はもちろん全国制覇だ!

学年の壁を超えてともに戦える仲間に。

コロナ禍で練習時間が制限され、思うように練習できていないという彼らだが、限られた時間の中で鍛錬を重ねているそうだ。その成果として令和3年度の沖縄県高等学校新人体育大会(剣道・男子団体)、沖縄県高等学校冬季剣道大会(男子団体)では準優勝という好戦績を残している。現在、小禄高校剣道部を率いる部長の金城さんに剣道部の目標を聞くと「これから新1年生も入ってくるので、学年の壁をなくして、一緒に戦える仲間になれるような部にしていきたいです。そして夢は全国制覇。先輩たちを越えていきます」と決意を語ってくれた。今回インタビューを受けてくれた3人が残す大きな大会はインターハイ。個人よりも団体で勝利した時の方が嬉しいと話してくれた3人、全国でも結束力の強さと日々の鍛錬の成果を見せてくれることを祈っている。

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「強豪校と呼ばれることが良い意味でプレッシャーになる」と話してくれた3人。

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普段、学年・男女を分けることなく練習に励んでいる。「”チーム”という意識が高まります」

沖縄の高校力 2022夏 小禄高校 剣道部

(写真左)金城 房之介
Fusanosuke Kinjo
沖縄県立小禄高等学校 普通科2年。

(写真中央)仲盛 暖生
Haruse Nakamori
沖縄県立小禄高等学校 情報ビジネス科2年。

(写真右)岩下 悠翔
Haruto Iwashita
沖縄県立小禄高等学校
情報ビジネス科2年。

※学年や実績など、内容は全て取材当時のものです。

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