早くから独立して、 母を安心させたい気持ちが強かった。

大阪国際大学

「身体は心配だけど、頑張っておいで」と送り出してくれた母を心配させないよう体調管理には気をつけていると話してくれた。

得意だった英語力を伸ばし、それを活かした職に就きたいと高校一年生の頃から考えていた崎原さん。学校説明会などに参加するなかで、カリキュラムの特徴や充実した奨学金制度、沖縄出身の学生の多さに惹かれて大阪国際大学へ入学を決めた。「姉弟がいるため、親に経済的負担をかけずに進学したかったので、大阪への引越し費用も貯金と豊見城市からの奨学金を利用しました」。入学後は英語インテンシブコースに身を置き、授業中は日本語禁止といった制度など、英語漬けの毎日を送った彼女。さらに大学がANAエアラインスクールと提携して開講している講座にも参加するなど積極的に学びを深めている。「現在は卒業論文のテーマに沖縄の観光における課題を取り上げようと思っていて、準備を始めています。県外に出てみて初めて見える課題もありますね」と故郷に真剣に向き合う姿勢を見せてくれた。沖縄にいる家族への想いを聞いた時には「県外に出たいと話したとき、経済的な問題もあったはずなのに『後悔のないように行ってきなさい』と送り出してくれた母の想いにちゃんと応えて恩返ししたいと思います」と少し照れたように話してくれた。

GO TO SCHOOL!! 2024 大阪国際大学 崎原 和さん

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実家から仕送りで届く支那そばとスパム。ソーメンチャンプルにしてよく食べるのだとか。Jimmy’sの袋は小学生の妹が一人で大阪まで来た際にお土産を持ってきてくれたもの。「空港で私を見つけた時の顔がとても可愛くて! その時の動画は何回も見返しちゃいます。一生懸命持ってきてくれたんだと思うと袋ですら捨てられません(笑)」

崎原 和
Nodoka Sakihara
沖縄県立那覇西高等学校出身。大阪国際大学 国際教養学部 国際観光学科 4年生。大阪でできた友人のお母様にも良くしてもらっているという崎原さん。「よくご飯を作ってもらっています! とても美味しくて、嬉しいです」

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  6. 沖縄から出て外の世界を知るのも悪くない 映像制作のプロの仕事にワクワクする毎日です