城西大学
城西短期大学
支えてくれる家族の事を思うと、普段の授業も自然に力が入る。「テスト前になると両親に電話して、気合を入れてもらっています!」
医療関係の仕事に興味があった前川さんが薬剤師になると決めたのは、高校3年生の時。関東の大学への進学を考えていたため、薬学部が設置されている関東地方の大学を探し、国家試験の合格率や進級率を勘案した結果、城西大学を志望するようになった。薬学部は6年制で学費負担が大きい。その点、同大学は奨学金制度が充実している事も決め手になったという。合格が決まった後、両親とは学費や生活費の工面についてとことんまで話し合い、「絶対に6年間で卒業するぞ」と腹を決めて入学。勉強に励み好成績を維持し続ける事で、授業料減免の条件をクリアし、金銭的な負担を軽減できているそうだ。城西大学の魅力を尋ねたところ、先生方の熱心かつ丁寧な指導と、仲間達の学びに対する熱意や同じ志を持つからこその結束力、充実した学習支援施設を挙げた。学びに最適な環境を目いっぱい活用して薬学に関する知識を蓄えてきた前川さんの将来の夢は、病院薬剤師。目下の目標は、5年生への進学に必要な薬学教養試験のCBTとOSCEに合格する事で、「両親にここまでしてもらっているのだから、絶対に落とせない!」と意気込みを話してくれた。
GO TO SCHOOL!! 2023 城西大学 前川 美亜里さん
実家から送ってもらう沖縄食材。「一番好きなのは沖縄そば! でも、関東では沖縄そばの出汁が売っていないので、インスタントで我慢しています(笑)」。
健康と学業のお守りは、どちらも普天間宮のもの。年に1回定期テストの時に両親が送ってくれる。いずれ普天間宮に返納しに行きたいと考えている。
前川 美亜里
Miari Maekawa
沖縄県立球陽高等学校出身、城西大学 薬学部 薬学科4年。自分の適性を考慮して薬剤師への道を選んだ前川さん。薬学を学ぶ今、選択は間違っていなかったと実感しているそうだ。市販薬の説明書を読むなど、日常生活の中でも学びの機会を逃さず、将来の糧にしている。