バレエに情報技術を重ねる、「好き」と「学び」を繋げる。

武庫川女子大学
武庫川女子大学短期大学部

自宅から通えるバレエ教室を探し、見学へ。「たまたま沖縄の先生と縁のある方だったんです! 今はそこで毎週のお稽古をしています」

大阪に祖父母が住んでいたこともあり、関西での進学を希望していた小山さん。進学先として武庫川女子大学を選んだのは、「情
報やプログラミングなど幅広く学べる学科があったから、明確な夢がまだなくても、自分の興味が見つかるかもしれない」と感じたからだった。入学後は多様な分野を実践的に学んでいて、特にグループワークが多く、仲間と一緒に作品をつくる過程で自然と人間関係も広がっていった。「人と関わることで、自分の視点もどんどん広がっていきました」。現在は、卒業研究に取り組む日々。小さい頃から続けてきたバレエと、大学で 学んだ技 術をかけ合わせ、専門スタッフがいなくても、舞台照明などを自動制御できるシステムの構築をめざしているという。「システム化が実現できれば、人件費の削減にもつながり、小規模な教室でもより多くの公演ができ、もっと多くの人に表現の場を届けられるかもしれないと考えています」。県外進学して丸三年が過ぎ、いま思うことを聞いてみた。「寂しいなって感じる瞬間もあったけど、それ以上に、新しい楽しみや繋がりに出会えることが 楽しかった 」。自分の”居場所”が増えていく今を、前向きに楽しんでいる。

GO TO SCHOOL!! 2025 武庫川女子大学 小山 紗衣里さん

沖縄で通っているバレエの公演のために用意したトゥシューズ。「振り付けをしてもらって、こっちの教室で練習しています。沖縄の教室は第二のお家のよ うな場所です」

帰省時にはたくさん買って大阪に戻 るというタコライス。「足りなくなったら両親に頼んで送ってもらいます(笑)」

小山 紗衣里
Saeri Koyama
沖縄尚学高等学校出身。武庫川女子大学生活環境学部情報メディア学科4年(現:社会情報学部 社会情報学科)。就職活動ではすでに一社から内定を得ており、今後は研究に専念しながら、自分により合った企業がないか引き続き探していく予定だという。

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