一人で生活できるのか自分を試してみたかった。 看護師としての経験を積んで、いつかは沖縄に戻りたい。

金城大学

看護師は他職種とも密に関わる仕事。「友人以外の人にも積極的に話しかけてコミュニケーション力を鍛えています!」

県外進学を決めた友人たちからの影響もあり、県外の進学先を探しはじめた知念さん。「地元が大好きで、できればずっと地元にいたいけど、それだとずっと自立できないと思ったので。一度親元を離れて生活してみようと思って」と話す彼女。県外へ出てしまったらそう簡単に両親に甘えることができないし、自らを追い込むために県外進学を決めたという。そして沖縄県内でひらかれていた大学説明会で、金城大学が徳洲会病院と連携した奨学金などの沖縄出身者が利用できる制度を知り、両親との話し合いの場を設けた。「県外に行きたいと言っても反対せず、奨学金制度のことなどを知って賛成してくれました」。入学後は毎年実施される実習や日々の課題など、想像していた以上の学習量に追われているようだが、充実した生活につながっている。卒業後、奨学金を利用したことで、徳洲会病院への就職が決まっているが、ゆくゆくは沖縄へ帰って働きたいと考えているようだ。最後に県外へ出たいと考えている後輩たちへのアドバイスを聞いた。「沖縄の歴史や文化などを知っておくと県外の人と話す時に役立ちます! ぜひ地元の知識を身につけてきてください!」

GO TO SCHOOL!! 2024 金城大学 知念 まりのさん

玄関に飾っているシーサーと夜光貝。シーサーは沖縄を出る際、空港で母と一緒に選んでプレゼントしてもらったもの。

夜光貝は実家の玄関に並んでいたなかで一番小さなものを持ってきた。「幼い時から見ていたので、家にあったら安心できそうな気がして持ってきました」

知念 まりの Marino Chinen
沖縄県立首里高等学校出身。金城大学 看護学部 看護学科 2年生。同じく沖縄出身の友人とは沖縄での入試時に知り合い、共に時間を過ごしている。「富山出身の友達のところへ一緒に行ったり、本当にずっと一緒にいます(笑)」

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  3. 大きな決断を迫られる時だけど、自分を応援してくれている人がいる事を忘れないで。

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    充実した奨学金制度と勉強に集中できる環境が背中を押してくれる! 看護師の夢を叶えて、活躍の場を世界に広げたい。

  6. たくさんの人が応援してくれたから、 胸を張って帰れるように成長し続けたい。