活水女子大学
想像以上に冬は寒かったと話す新里さん。「長崎に来てカーディガンやコートなど羽織ものが一気に増えました」。
1年ぶり2度目の登場となる新里さんは、同学科の音楽文化コースに在籍。入学当時は音楽療法士に興味を抱いていたが、授業を受ける中で舞台音響や映像制作など裏方の業務に興味が湧き、現在は夏に行われる予定の映像音響処理技術者資格認定試験に向け勉強中だ。将来の夢はまだ漠然としているが、「音楽を通して人に還元できる仕事をしたい」という気持ちは入学当時から一貫している。2年生になった新里さんが特に楽しみにしている授業は、週に1度、3人1組で行う地元ラジオ番組の自主運営だ。番組の構成や、収録に使用する効果音や選曲をはじめ生放送に至るまで、一連の作業を習得していく。「実践学習なので先生に教えてもらうのではなく自分たちで考え、調べて行うので失敗もありますが、多くの学びとやりがいがあります」。友人も増え、大学生活にも慣れて充実した日々を送る新里さんだが、やっぱり深い部分で支えてくれているのは両親と地元の友人だと明かす。「私は進路の相談をもっと早い時期から両親にできれば良かったと今思っているので、興味がある程度でも良いので早めに話をして、より多くのアドバイスをもらうことをおすすめします」。
GO TO SCHOO!! 2022 活水女子大学 新里 智咲さん
高校時代、新里さんは吹奏楽部でユーフォニアムを担当していた。「パートの後輩たちからもらった手作りのお守りと卒業記念品、卒業証書は大切な思い出の品です」。
新里 智咲 Chisaki Shinzato
沖縄県立普天間高等学校出身。活水女子大学 音楽学部 音楽学科2年。高3の夏に「自分が興味のあることを探究しよう」と急遽、進路を変更。理解を示し、応援してくれている両親には感謝の気持ちでいっぱいだと話す。
GO TO SCHOOL 2022.7