【サイ・テク・カレッジ美浜】先輩たちの県内外大学編入座談会

大学進学をめざす方法のひとつ、専門学校からの大学編入!実際にサイ・テク・カレッジ美浜 生物工学科から大学へ編入した3名にお話を伺いました。

イメージ

サイ・テク・カレッジへ入学したのはなぜですか?

古謝さん:大学受験で不合格だとわかったとき、浪人して再度受験というのは自分には向いてないと思いました。それなら編入制度を利用しようと考えて、サイ・テク・カレッジで学ぶことにしました。

山本さん:現役と浪人で2回の受験を経て、思うような結果が得られず、将来に悩んでいました。そんなときに専門学校から大学編入という方法を知って、サイ・テク・カレッジへの入学を決めました。

今林さん:わたしはサイ・テク・カレッジとは違う専門学校に通いながら近畿大学への編入を志望していましたが、今後学びたい分野が変わるかもしれないとも考えていました。そこでサイ・テク・カレッジで学ぶ時間を利用して、あらためて自身の学びの方向性に向き合おうと思い入学しました。

大学編入試験の対策を教えてください。

古謝さん:編入試験は各大学で内容が大きく変わるので、個々の対策が大事だと思います。ぼくは小論文の対策として、サイ・テク・カレッジでの授業内容に加えて、もっと専門的なところを重点的に学ぶようにしていました。

イメージ

山本さん:個々の対策が大事というのは本当にそうだと思います。ぼくはとにかく志望校の過去問を解いて、わからないことがあれば先生に聞いていました。サイ・テク・カレッジは編入実績が多いので、面接対策なども親身になってくれましたね。

今林さん:正直、サイ・テク・カレッジの授業内容だけだと編入試験の対策としては足りないです。だからこそ自分で対策を立てて、勉強しなければいけない。その環境で自分を追い込めた経験は、大学へ進学してからも活きていると実感しています。

大学での生活はどんな感じですか?

古謝さん:大学の同級生たちは2年間という時間、ぼくより専門的な授業をしてきたので、知識量がすごいんです。そこに刺激を受けて自分ももっとがんばらなきゃとやる気が出ましたね。

イメージ

山本さん:下級生に混じって専門分野外の必修授業を受けなくちゃいけなかったり、同学年の友人に比べると時間割が詰まっていたりするのでたいへんなときはあります。ただ、やっと大学で学べるということがうれしかったです。沖縄から北海道へと住む環境も大きく変わったので、休日はドライブしたり観光を楽しんでいます。

今林さん:私は山本さんとは逆で専門分野じゃない授業を受けることが楽しいと思うタイプなので、さまざまな分野の授業を受けるようにしています。使用できる研究機器も専門学校に比べると高度なものになってきますし、テレビに出演しているような専門家と意見交換できる場があったりして、充実した学びができています。ついつい食事を後回しにするほど、勉強が楽しくてしかたない生活を送っています。

本誌を見ている学生にメッセージをお願いします。

古謝さん:サイ・テク・カレッジには、大学編入をめざすみなさんのがんばりをサポートしてくれる環境が整っていると思います。ただ、入学したから編入できるわけではありません。自分の努力を後押ししてくれる場所として、選択肢のひとつに考えてみることをオススメします。

山本さん:大学受験に2度失敗してしまったとき、くじけそうな自分がいました。それでも大学編入という新しい道を見つけて、何事も諦めてしまいがちだった自分を変えることができました。いま、苦しみを感じている人がいるかもしれませんが、きっと楽しい未来があると信じてがんばってほしいです。

今林さん:今後、時代や環境に合わせて流動的に対応していくには、都度新しいスキルを身につけることが必要になっていくでしょう。そのために「勉強」と「遊び」に明確な区切りをつけないことがいいかもしれません。生活のなかに「勉強」を溶け込ませることができれば、楽しみながら学び続けることができると思います。

MEMBER

イメージ

古謝 宏真さん/Koshin Koja
【琉球大学】農学部亜熱帯生物資源科学科3年
コザ高校出身。2001年生まれ。大学3年生
で編入1年目。将来は研究者として沖縄に貢
献すべく、現在はその基礎となる知識や分
析技術を学んでいる。

イメージ

山本 遼さん/Ryo Yamamoto
【東海大学】生物学部生物学科3年
沖縄尚学高校出身。2000年生まれ。大学3年生で編入1年目。食品メーカーへの就職を希望し、インターンシップなどをはじめ就職活動の準備をしている。

イメージ

今林 亮輔さん/Ryosuke Imabayashi
【近畿大学】生物理工学部遺伝子工学科2年
立花高校出身。1999年生まれ。大学2年生で編入1年目。海外で研究活動すべく、語学力と科学知識を高めるため自己研鑽に励む日々を送っている。

イメージ

長濱 猛史先生/Takefumi Nagahama
サイ・テク・カレッジ美浜
サイ・テク・カレッジ環境生態学科の先生。

★学校情報

学校法人 南星学園 サイ・テク・カレッジ美浜

〒904-0115
沖縄県中頭郡北谷町美浜1-5-16
☎098-926-1800
stc@sci-tec.ac.jp

学校法人 南星学園 サイ・テク・カレッジ那覇

〒900-0005
沖縄県那覇市天久2丁目1−13
☎098-865-2800
stc@sci-tec.ac.jp

Catch The Dream 2022.10

関連記事

  1. イメージ

    【学校法人尚学院 尚学院国際ビジネスアカデミー】来年、留学先のオーストラリアで 路上ライブに挑戦し、自分の力を試したい。

  2. イメージ

    【学校法人 南星学園 サイ・テク・カレッジ美浜】木の匂いに溢れ、差し込む光が植物を照らす。 そんな暖かなマイホームを設計したい。

  3. 【学校法人尚学院 尚学院国際ビジネスアカデミー】めざすは小学校教員。 やりたいことが決まっているなら専門学校でよい!

  4. お父さんが自分の家を建てたように将来、私も自分が住む家を自分で建てたい。

  5. イメージ

    【学校法人尚学院 尚学院公務員法律大学校】日常と法律が結びつくのが学びの楽しさ。 地域の人が安心して暮らせる町づくりに貢献したい!

  6. 【学校法人 南星学園 サイ・テク・カレッジ美浜】サイテクで学んだことを生かし、編入先の大学で 好きな海の生き物についての研究を深めたい!