【本部高等学校】ぐんまプログラミングアワード2021アプリケーション部門で優勝!

沖縄の高校力 Dream INTERVIEW
本部高等学校 情報コース・進学コース(情報サイエンス同好会 チーム『本部高校マスクとり隊』)

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写真左:崎原海斗さん 中央:島袋樹さん 右:黒木春音さん

みんなをもっと笑顔にしたい!コロナの時代だからこそ誕生した『ますくとれルンです』!

大会初出場にして優勝を飾ったのは、今年4月に発足したばかりの情報サイエンス同好会・チーム『本部高校マスクとり隊』!アプリ開発の背景や大会中の思い出について聞いてみた。

面白いアプリが作りたくて、何が必要なのか考えた

プログラミングの能力を競う『ぐんまプログラミングアワード2021』の決勝が8月28日(土)に開催された。オンラインで参加した『本部高校マスクとり隊』は、まるでコントのようなユニークで聞く人にわかりやすいプレゼンテーションと、今の時代ならではのマスクを題材としたアプリで優勝を勝ち取った。3人が開発した『ますくとれルンです』は、マスクをした状態であってもしていないように撮影できるというもの。カメラを向けると自動で鼻や口などの場所を認識して「笑い・泣き・怒り」の表情を合成してくれるのだ。ほかにもお友達登録機能があり、友人の素顔を登録しておくと自分の目元に口元は友人といった面白い写真も撮ることができる。
アイディアは3人で様々な案を出し合ったそうで「コロナ禍に役立つことができ、かつ面白いものにするため、今の時代に何が必要か考えた時にマスク姿の写真が増えていることに気づいた。撮影時だけとはいえマスクを外すことができない場面があるのも事実。思い出になる写真をもっと表情豊かに残すことが出来るようにしたいと思い作りました。」と語った。

それぞれの得意分野で作業を分担。3人だから出来たこと

大会出場のため発足した『情報サイエンス同好会』は、独学でプログラミングを学んでいた崎原さんがアプリを開発し、人前で話すことが得意な黒木さんがメインスピーカーと資料に必要な写真を撮影、島袋さんはプレゼンの要となるスライドや台本の作成とそれぞれ作業を分担している。5月からの大会期間中は放課後や夏休みの朝8時~夕方6時まで毎日学校に通い、アプリの機能追加や初めは真面目だったプレゼンを冗談を交えたコミカルなものに大幅な変更をしたりと各々意見を交わし合い試行錯誤を重ねた。堂々とした決勝の映像からは想像出来ないが、2次審査の質疑応答では言葉が出てこず、3人で黙りこみ悔しい思いもしたそう。
3人は「大会でより絆が深まったし、誰が欠けても優勝できなかったと思う。一から何かを作ることの楽しさ、人に伝わりやすい言葉使いや表現、コミュニケーションの大切さを学び成長することが出来た」と語った。3人は現在高校3年生。これからはそれぞれの進路に向かうが、高校生活の最後に全力で駆け抜けた3ヶ月間はきっと一生の思い出になるはずだ。

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ぐんまプログラミングアワード アプリケーション部門優勝者に贈られた賞状とトロフィー。

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大会優勝後、県内の新聞ではインタビューが掲載された。

沖縄の高校力 2022春 本部高校 情報サイエンス同好会『本部高校マスクとり隊』

崎原 海斗
Kaito Sakihara
本部高等学校 情報コース3年

島袋 樹
Itsuki Shimabukuro
本部高等学校 進学コース3年

黒木春音
Shion Kuroki
本部高等学校 情報コース3年

※学年や実績など、内容は全て取材当時のものです。

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