【読谷高等学校】パリ五輪出場に向け、決意新たに ブレイキンにかける熱い思い

沖縄の高校力 Dream INTERVIEW
読谷高等学校 ブレイキン

自分らしく、最高の踊りで楽しみたい!

来年のパリ五輪で競技に採用され、注目が高まる「ブレイキン(ブレイクダンス)」。昨年の世界選手権で4位に入賞し、パリ五輪出場も視野に入れ活動する津波古さんにブレイキンの魅力やパリ五輪に向けた意気込みを聞いた。

ブレイキンとは自分を伝えるもの

DJが選曲した音楽に合わせて、1対1で交互に即興でアクロバティックなダンスを披露(バトル)し合い、技術や表現力、完成度などを競うブレイキンは、2024年のパリ五輪で新競技として採用が決定。そんな大注目のブレイキンの魅力を、津波古さんは「自分のスタイルを表現できるもの。練習を重ねた分、試合で勝てた時の喜びや達成感は何度味わってもやめられません!」と話す。そもそも津波古さんがブレイキンを始めたのは、小学2年生の頃。友達に誘われたのがきっかけでダンススタジオに通うようになり、ただただ踊るのが楽しい、魅せればオーディエンスも応えてくれる、とにかく「好き」という気持ちで取り組んできた。そうした中、中学2年生の時に出場した第2回全日本選手権で、津波古さんの運命が変わる。

キレの良さとスピードでオーディエンスを魅了

第2回全日本選手権で準優勝を成し遂げた津波古さんは、「入賞を目指した大会というわけではなかったので、自分でもびっくりして」と回顧。それを機に、全日本強化選手団「BREAKING JAPAN」に選出されたことで、「目標を立てて取り組むようになった」と意識の変化を明かす。一気に世界トップレベルの選手たちの仲間入りをしたことから、周りのレベルの高さに驚くとともに、それが刺激となり練習量は倍増。上を目指し努力した結果、翌年行われた第3回全日本選手権では初優勝に輝く。その勢いに乗り、同年10月に行われた世界選手権では4位に入賞。2年後に控えるパリ五輪も自ずと見据えるようになった。とはいえ、五輪出場だけが目標ではなく、目の前にある大会一つひとつがオリンピックにも続いていると言い、「どの大会も頂点を目指しベストを尽くしたい」と決意を新たにする。今後はパリ五輪直前まで代表選考に関わる大会が目白押しで、最上のパフォーマンスを維持するためにもモチベーションの向上とコンディション作りに余念がない。最後に、現時点で最大の目標であるパリ五輪出場に向けた意気込みを聞くと、「私の持ち味はキレの良さとスピードなので、ぜひそこを見てもらいたいです。自分らしく、最高の踊りで楽しみます!」と力強く語った。

海外遠征ではできるだけリラックスして、その国を満喫しながら過ごすと話す津波古さん。

制服姿でもできる片手フリーズでの1枚。「今年は世界大会で優勝したい」と抱負を語る。

沖縄の高校力 2023 読谷高等学校 津波古 梨心さん(ブレイキン)

津波古 梨心
Riko Tsuhako
沖縄県立読谷高等学校2年。
第2回全日本ブレイキン選手権ユース女子準優勝、第3回全日本ブレイキン選手権ユース女子優勝、2022年世界選手権4位入賞。2024年開催のパリ五輪出場を目指す。

※学年や実績など、内容は全て取材当時のものです。

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