千葉商科大学
昨年は巣ごもり生活が多かったが、長野に行く機会があった。「雪道を運転したんですが、怖かった!! もうやりたくないです(笑)」
前回、千葉商科大学での学生生活について話してくれた与儀さん。昨年は、コロナ禍で何かとイレギュラーな事が多かったそうだ。その一つがオンライン授業で、昨年一年間は自宅で授業を受けたという。友人に会えなかったり、課題が多かったりと大変な面もあったが、自己管理能力が高く、オン・オフの切り替えが上手な与儀さんに、オンライン授業はむしろ合っていた。自宅での勉強を余儀なくされる状況を逆手にとって集中した結果、高い競争率を勝ち抜いて試験をクリアし、学部でも有数の人気ゼミに入る事ができたのだ。3年生になった今は、対面の授業も一部で再開されたため、登校して授業を受ける日もある。ゼミを受ける時も登校するが、授業の度に、内容はもちろん、何でも忌憚なく言ってくれる教授のユニークな人柄にも刺激を受け、「このゼミを選んで良かった」と感じているそうだ。また、授業の傍ら宅建の勉強を続けた事で、新たな目標もできた。それは、不動産業界への就職だ。人と話す事と物件を見る事が好きだという与儀さんの2つの「好き」と、宅建の勉強とが結びついて見えてきた進路で、10月の宅建の試験に向けて毎日欠かさず勉強をしているそう。さらに、仕事にもプライベートにも活かしたいと韓国語も勉強するなど、将来を見据えた準備に余念がない。新たな目標を得た与儀さんは、「県外に出て、違う考え方や観点を知ることができました。それによって成長した姿を見せるのも親孝行だと思います」と、県外進学について話す。「県内と県外のどちらに進学するかで悩む人もいると思いますが、私は県外進学をおすすめします。県外に出るとまた違う世界が広がっているので、勇気を出して一歩踏み出してみて下さい!」と、沖縄の高校生にメッセージをくれた。
GO TO SCHOOL!! 2021 夏 千葉商科大学 与儀 百佳さん
与儀 百佳 Yuka Yogi
沖縄県立球陽高等学校出身
千葉商科大学 商学部 経済学科3年。コロナ禍によるオンライン授業にもすぐに慣れ、勉強に集中する機会にしたという与儀さん。将来は不動産賃貸営業の仕事に就き、お客さんに寄り添い、納得できる物件を探すお手伝いがしたいそう。
GO TO SCHOOL 2021.7