【那覇西高校高等学校 平良 吏美華さん(水泳部)】「沖縄から世界へ」 ロス五輪を目指し練習に励む

沖縄の高校力 Dream INTERVIEW
那覇西高校高等学校 平良 吏美華さん(水泳部)

(中央紫水着)平良 吏美華 Rimika Taira 沖縄県立那覇西高等学校 体育科 2年。所属:沖縄スイミングスクール豊見城校。

スランプやプレッシャーを乗り越え泳ぎ続ける

水泳の楽しさと大変さ

平良さんが水泳をはじめたのは、4~5歳のころ。仲の良い友達に誘われて、スイミングスクールに通いはじめたのがきっかけだったという。父親が水泳のコーチをしていて、特に勧められなくとも他の5人のきょうだいも自然に水泳をするようになっていた。平良さんが得意とするのは自由形のクロールで、練習は週に6日、日曜日以外は毎日泳いでいる。高校に入って週に3日ほど朝練も行うようになり、朝は筋トレでベンチプレスなどをし、夜練ではだいたい5000~6000mを泳ぐ。毎日ビッシリと水泳の練習をしながら勉強と両立するのは大変で、ときどき授業中に眠くなることもあるそうだが、オフの日には友達と遊んだり、ゆったり過ごしてリフレッシュしている。中学生のころから記録を伸ばしつづけ、大会で優勝することも多かったが、勝つことへのプレッシャーがあったり、今年はスランプで苦しい思いをした時期もあったという。「高校1年生のときに国民スポーツ大会で良い記録で優勝したのに、今年は記録が伸びないことが続いてとても苦しかった」と話す平良さん。それでも泳ぐのをやめなかったのは「いい結果を出してメダルなどをもらったときは嬉しいし、応援してくれる周りの人たちの笑顔を見ると、キツい練習をがんばって乗り越えてきて良かったと思う」その経験があるからだろう。

ロス五輪を目指して泳ぎ続けたい

これまでの人生のほとんどをプールで過ごしたと言える平良さんは、幸い大きなケガなどもなく、高校卒業後の進学先も水泳を続けていける県外の大学を検討中だ。「国際大会に選ばれたときは不安もあったけれど、合宿でたくさんの友達ができ、辛いことも一緒に乗り越えることができた」と話す平良さんのライバル選手は小柄だが泳ぐスピードが速く、それに勝てるよう170cmの高身長を生かした泳ぎを特訓中で、高校生活最後のインターハイで優勝を目指して日々練習に励んでいる。そして、来年の日本選手権でいい結果を出し、ジュニアの世界大会の選考に選ばれたいと考えているそうだ。今後の目標は「沖縄から世界へ」、アメリカのロサンゼルスで開催されるLA 2028夏季オリンピックに出場することだ。水泳の練習のこと・家族のこと・進学のことなど、終始にこやかにインタビューに答えてくれたが、水着に着替え入水するときの表情はキリッとしていて、真剣に水泳に取り組んでいるのが伝わってきた。この平良さんの表情を、ロス五輪でも見られる日を楽しみにしている。

那覇西の水泳部はマネージャーも充実していて、部員たちと一緒に練習に励んでいる。

得意とするクロールを自由形に選ぶことが多い平良さんだが、背泳ぎでも1位になった経歴がある。

※学年や実績など、内容は全て取材当時のものです。

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