⼦どものころからものづくりが好きで、レゴブロックにもはまっていた仲宗根さん。⼩学⽣のとき、すでに将来は建築関係の仕事をすると決めていた。ものづくり以外に体を動かすことも好きで、⼩・中・⾼校はずっとサッカー部に所属していた。今でも社会⼈サッカーチームの試合に、助っ⼈で呼ばれることもあるそうだ。⾼校卒業時、⼯学部のある⼤学も受験したが、建築を専門に学べるサイ・テク・カレッジ那覇に進学を決めた。サイテクに⼊って良かったと思う点は、福祉住環境について学べたことと、二級建築施工管理技士の⼀次試験に⼀発合格できたこと。試験前に担当の先⽣が夏季講座を開いてくれ、過去問を繰り返し解いたのが合格の決め⼿だったという。建築関係の資格は、実務経験を必要とするものが多いが、サイテクで学ぶ内容はいずれも基礎的なことなので、⼀級建築⼠などの試験対策や、実際の現場で使える内容を⾝につけるためには、⾃分で学んでいく姿勢も⼤切だと考えている。就職活動中、さまざまな会社や現場を訪問した。なかでも設計から施⼯までぜんぶ⾃分で⾏う職⼈的なかたに感銘を受けたという。社会⼈になるにあたり⼼がけたいことは、よく考えることと⼀⽣懸命がんばること。「福祉住環境の授業で学んだことを活かし、両親や祖⽗⺟が年を重ねても住みやすい家を自分で建てたい」と話す親孝⾏の仲宗根さんは、初給料で両親に何かプレゼントしようと考えている。進路を考え中の後輩へ「⾃分のやりたいことができる学校を選んで、その先の進路まで⾒据えられると良いと思う」とアドバイスをもらった。設計から施工までぜんぶ⾃分で⾏えるよう、幅広く学び現場で経験を積んで、仲宗根さんの夢が現実となりますように！

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