憧れだった「一人暮らし」 不安もあったけれど勝るのは楽しさ!

福山平成大学

「初めての雪を見た時は楽しかったけど、吹雪を見て外に出たくないと思うようになりました」と3年間での変化を笑顔で語った。

高校生の頃に病院で、患者さんに優しく向き合い接している看護師の姿を見て、自身の目指す道が定まった渡嘉敷さん。一人暮らしをしてみたい、そんな思いもあり県外進学を意識していた。当初は両親から「県内で進路を探してみたら?」と言われていたが、複数の資格取得が可能なカリキュラムに惹かれ、奨学金を利用することなどを話し、両親を説得。「福山平成大学に通っている先輩がいて、その方に資格取得のこととか奨学金のことなども相談しながら、両親と向き合いました。最終的には『きちんと調べてるね、その気持ちがあるなら頑張っておいで』って言ってくれました。こっちは寒いと言ったら、湯たんぽを送ってくれたり、今はとても応援してくれています」。看護師資格だけでなく養護教諭免許の取得も目指している彼女は臨地実習や教育実習、さらには各資格の国試対策と忙しい毎日を送っている。「移動の間はアプリを利用して過去問を解いたり、常に勉強を意識してます。実習中は家に帰って家事をするのが大変で、辛い時もあります。実家にいれば母に頼れた部分も全て自分でしなきゃいけないので。それでもやっぱり『楽しい』が勝っています」と笑顔で話してくれた。

GO TO SCHOOL!! 2024 福山平成大学 渡嘉敷 百香さん

サッカー部のマネージャーとして高校生活3年間を過ごした彼女。写真立てとともに同級生がくれた写真には思い出が詰まっている。

友人のお母さんから沖縄を出る際にプレゼントしてもらった名前入ボールペン。福岡へ進学した友人とお揃いで、大切に使っている。

渡嘉敷 百香 Momoka Tokashiki
沖縄県立首里高等学校出身。福山平成大学 看護学部 看護学科 4年生。これまでに東京や神戸、福岡、大阪と各地に進学した友人を訪ねて旅行に行くこともあったそう。「内地にいると電車でどこにでもいけて、楽しいです!」

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