日本工学院八王子専門学校
好きな事を学び、打ち込める3年間を与え、支えてくれた両親には心から感謝しています。
将来はデザイン関係の仕事に就きたいと考えていた稲嶺さんは、先に同校への進学を希望していた同い年のいとこに勧められてオープンキャンパスに参加。設備が充実している点と、緑が多く自然環境が豊かなところに惹かれ、八王子校への進学を決めた。両親も内地への進学を喜び、奨学金を借りる事を条件に賛成してくれたという。授業ではデザインの基礎からプロの高度なスキルまで幅広く学べるほか、企業や地域からの依頼に授業課題として取り組む各種プロジェクトにも参加。在学中から多くのプロジェクトに挑戦する機会が与えられ、その度に成長を実感できたと話す。「沖縄に帰りたいと思うことは、今でもしょっちゅうある」と笑う稲嶺さん。しかしながら、「たえず課題に追われて想像以上に忙しい日々でした」と、この2年間を振り返り、寂しさを忘れるくらい夢中で学習に打ち込んできたと明かす。3年次の現在は、イラストレーターとフォトショップの技術習得に力を入れており、早くマスターする為にも時間があれば触るようにしている。また、並行して就職活動にも取り組み、デザインや色彩の専門知識を活かして働ける企業を第一希望にエントリーしていると語った。
GO TO SCHOOL!! 2021 夏 日本工学院八王子専門学校 稲嶺 梨杏さん
手づくりバニラちんすこうは、最近、実家から送られてきたお菓子。
仕送りや沖縄の食材を送ってくれる荷物の中に、いつも添えられるお母さんからのお手紙。
稲嶺 梨杏 Rian Inamine
沖縄県立名護高等学校出身、日本工学院八王子専門学校 デザイン科 グラフィックデザイン専攻3年。趣味は歌い手のライブ鑑賞で、グッズのデザインに興味を持った事も進学理由の1つ。上京しライブには行きやすくなったが、コロナ禍でオンライン鑑賞が増えたと話す。
GO TO SCHOOL 2021.7