引用元:神奈川工科大学(https://www.kait.jp/news/2177.html)
株式会社エッチ・ケー・エス(以下、(株)HKS)と本学との技術連携協力に関する共創活動の合意書締結式が3月18日、本学において執り行われました。
(株)HKSと本学では2019年より自動車システム開発工学科 山門教授を中心として共同研究についての準備を進め、本学で開発したドライバパラメータにより車両特性の変化を定量的に評価する手法を応用した共同研究を2021年より開始いたしました。
ユーザ向けのアフターパーツ、自動車・電動化BtoB事業など、幅広い製品開発に取り組んでいる(株)HKSと、今後さらに共同で研究内容を発展させ、成果を最大化していくため、「未来に向けた楽しむためのクルマ創り~走る歓びを追い求める~」をテーマにした共創活動の合意書を締結することとなりました。
共創活動の内容は,以下の通りです。
(1)サスペンション研究
(2)電動化技術
(3)自動運転技術
(4)構築した理論を検証するための実証実験
(5)(株)HKSと神奈川工科大学研究員又は関係者との定期的な意見交換、勉強会
調印式では、本学機械工学科の卒業生でもある(株)HKSの水口大輔社長と小宮一三学長が協定書への署名を行い、今後の取り組みについての意見が交わされました。
水口社長は、「サスペンションの評価についての共同研究からスタートさせていただきましたが、これからも自動車に関するさまざまな相談をさせていただき、時代の変革に合わせたカスタムパーツを提供しながら未来に向けた楽しむためのクルマ創りを実現して行きます。」と、今後の抱負を述べられました。
小宮学長は、「大学としては,今後も次世代を担う若い技術者を育てていきたいと考えています。この協定を機会に、連携をさらに強くしながら、お互いの理想に向けて、進んでいければと思っております。」と述べました。