国際色豊かなキャンパスで描く “英語対応可能な薬剤師”への道

城西国際大学

「卒業後は手話を学び、聴覚障害者の方にも安心してサービスを提供できる薬剤師になりたい」と夢を語る新垣さん。

祖父が糖尿病を患い、薬に関する知識を備えサポートしたいという思いを幼少期から抱いていた新垣さんは、薬剤師になるため城西国際大学に入学。決め手は、多くの留学生が行き交う国際的なキャンパスと、担任制のアドバイザー制度がある点に安心感を抱いたことだった。将来は英語対応もできる薬剤師になることが目標のため、1年次にはカナダ研修に参加。日本とは医療行為の範囲が異なるため、現地の大学の薬学部での学びはとても貴重な体験だったと話す。また、校内で困っている留学生を見つけると率先して声をかけるなど、英語力向上のチャンスを大切にしている。今でこそ落ち着いた学生生活を送る新垣さんだが、入学当初は勉強面で苦労したことも。「私の高校の学習範囲外の数学を周りの子は修得していたため、みんなに追いつくまで半年間は泣きながら勉強していました」。そんな新垣さんを支えてくれたのが、クラスメイトや先生方、両親だった。素直に回りに助けを求められる、明るく前向きな性格が新垣さんの苦難を乗り越える力となったのだろう。そうした実体験から、本書を読む高校生には「何事も楽しみながら挑戦してみてほしい!」とエールを送る。

GO TO SCHOOL!! 2025 城西国際大学 新垣 瑠華さん

母子手帳。「私が生まれた時の両親の思いや名前の由来が綴られており、つらくなったときやさみしくなったときに読み、元気をもらっています」。

高校時代の同級生から進学時にもらったペン。「お互い進学希望で意気投合し、一緒に勉強をしていました。勉強が難しくて行き詰ったときも、このペンを見ると“頑張ろう”と励まされます」。

新垣 瑠華
Ruka Arakaki
星槎国際高等学校出身。城西国際大学 薬学部 医療薬学科3年。県内で行われた進学ガイダンスに参加したことで、大学の雰囲気や奨学金など、自分で調べる以上の有益な情報が得られたと話す新垣さん。「友人から在学中の先輩を紹介してもらい相談できたことも参考になりました」。

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