沖縄に残ったら甘えてしまう、 環境を変えなければ学びに集中できないと思った。

金城大学

とにかく勉強の毎日を送る前泊さん。「友人と協力して、楽しみながら頑張っています」

部活引退後の高校3年生の夏。元々は就職予定だったという前泊さんだが、祖母が倒れた事をきっかけに看護師になりたいという気持ちが芽生え、進学を考え始めた。「自分の性格だと地元に残ると環境に甘えてしまって、目標を達成できないと思った」と沖縄から出る選択をした理由を教えてくれた。綺麗な機材が揃った実習室や自習スペースなど、施設の充実さが決め手だったという金城大学。オープンキャンパスへは両親とともに足を運び、その際に住む部屋も決めてしまったんだとか。急な進学にも関わらず快く送り出してくれた両親、「とにかく勉強をしなさい」と言った母の言葉を胸に、学びに集中した生活を送っている。現在は実習に向けて、患者の病態を確認し、自分にどんなケアができるのかを考えるアセスメントを中心に学びを深めているという。「今までとは異なる環境に身を置く事で、学びに対するモチベーションが上がった。地元の友人にびっくりされるぐらい勉強しています」と笑って話してくれた。最後に県外進学をしてみて、自身が変わったことを聞いてみた。「自分に厳しく、自立した生活を送れるようになった。県外に出て正解でした」。

GO TO SCHOOL!! 2020夏 金城大学 前泊克海くん

高校入学時から使用しているという筆箱とペン。「高校生のときと比べ物にならないぐらい使用頻度が上がりました」と笑って話してくれた。

前泊さんの祖母が若い頃につけていたという指輪。大学進学の際、譲ってくれた。それ以来、毎日どこへ行くにも身につけている宝物。

前泊 克海 Yoshimi Maedomari
沖縄県立中部商業高等学校出身。
金城大学看護学部看護学科3年。
「石川県に来てビックリしたのは冬の寒さ。布団から出る事ができない日が続き、手袋とマフラーを初めて買いました。」と笑顔で話してくれた。

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    将来の夢を叶えるため、 そして両親に頼ってばかりの自分を変えたくて県外へ。

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