友人たちに沖縄を案内した経験をきっかけに、観光業へ興味を持つことに。
安里 駿汰さん かねひで喜瀬カントリークラブ
サッカーの遠征で様々な場所を訪れていた安里さん。そこで感じる文化の違いに興味を持ち、自然と旅行が好きになった。これから世界各国を観光し、視野を広げ知識も身に付けたい。そして沖縄を訪れる海外のお客様に、上質な接客を提供できるよう英語も勉強中だ。
お客様の笑顔や感謝のお言葉が最大のモチベーション!
幼い頃からサッカーに打ち込んでいた安里駿汰さん。その実力が認められスポーツ推薦で城西国際大学経営情報学部総合経営学科へ進学した。生まれ育った沖縄を離れ、新たな地での生活がスタート。不安もあったが、たくさんの友人にも恵まれ、勉強と部活に明け暮れた学生時代の思い出は数えきれないほど。その中でも、安里さんの将来を決定付けるような出来事がある。夏季休暇を利用して、友人たちを連れて沖縄を案内した時のこと。沖縄出身の安里さんよりも、沖縄県外出身の友人の方が沖縄について詳しいこともあったが、沖縄を案内できたことにすごく充実感を感じた。それがきっかけとなり、観光業への世界に興味を持った。在学中、お世話になっていた親戚からの就職オファーもあったが、友人を案内した沖縄での充実感を忘れることができず、沖縄で観光の仕事がしたいと、かねひで商事リゾート部へのUターン就職を決意した。最初のキャリアはホテル(恩納マリンビューパレス)でのフロント業務。チェックイン、チェックアウトでお客様を案内する大切な役割だ。その後はリゾートゴルフで有名な、かねひで喜瀬カントリークラブ内のレストランに異動。リゾートゴルフを楽しむ観光客のお客様に対して、食事のサービスを行う業務だ。またゴルフ大会のパーティーや表彰式の準備などもあり、通常のレストラン営業とは違った一面も多い。しかし、フロント業務とレストラン業務に共通していることがある。それはお客様との会話で、沖縄の文化や食事、お勧め観光地情報の質問をいただくことだ。てびちってどの部位? 豆腐ようって何? と沖縄ならではの食材への質問も多い。そんな質問にしっかり答えることも大切な仕事のひとつ。的確に答えることができ、お客様の笑顔や感謝のお言葉をいただけることにやりがいを感じているようだ。これは学生時代、友人に沖縄を案内した時の充実感とよく似ている。当時、部活動で培ったコミュニケーション能力も発揮し、お客様の特徴に合わせたサービスができる事も自信に繋がっている。これから将来の夢に向かって進路を決める高校生たちへ「色んなことに興味を持ってチャレンジして欲しい。そのひとつひとつのチャレンジから自分自身の特性にあった進路が見え、知識もついてくる」とメッセージを送ってくれた。
予約を確認する安里さん。お客様を待たせることなく、スムーズな接客対応ができるように事前準備が大切だ。
「いらっしゃいませ」と目と目を合わせて、接客する丁寧さと暖かさが安里さんの魅力のひとつ。
城西国際大学
1992年に開学した本学は、学部間連携や産学連携・地域連携を積極的に推進しており、企業や地域と共にさまざまなプロジェクトを行うなど総合大学ならではの特色を生かした教育を全学的に実施しています。またグローバル教育を推進しており、世界各地で研修・留学プログラムを設けています。
〒283-8555 千葉県東金市求名1番地
☎0475-55-8855(入試課)
★企業DATA
かねひで喜瀬カントリークラブ
喜瀬カントリークラブは、二度のメジャー大会開催に裏付けされた戦略的コースと、森と海が広がる絶景のロケーションが楽しめる県内屈指の名門コースです。そして、クラブハウス併設のロッジやコテージ棟は、沖縄のリゾート空間となっております。優雅でリッチな大人の時間をお楽しみください。
●〒905-0026 沖縄県名護市喜瀬1107-1
☎0980-53-7575