テーマは自由、現代の高校生の想いが川柳に
第18回となる「全国高校生川柳コンクール」（福岡大学主催、文化庁・全日本川柳協会他後援）の作品受け付けを、6月1日（水）から開始します。このコンクールは、活字離れが進む中、多感な高校生にわが国固有の短詩形文学・川柳に親しんでもらおうと企画したもので、2005年度から毎年開催しています。
テーマは友情、勉強、文化、スポーツ、課外活動、部活動、家族、恋愛、夢、希望、社会、旅、医療など自由です。昨年度のコンクールでは、全国391校の高校生11,981人から作品が寄せられました（1人1作品）。昨年度の大賞作品は「微笑む目 マスク越しでも わかるもの」。前回に引き続き、新型コロナウイルス感染症に関係して、「ワクチン」「マスク」「オンライン」「自粛」などの語句が入った作品が多く見られた他、漢字1文字で1年の世相を表す“今年の漢字”（2021年）に選ばれた「金」の語句が入った作品やオリンピックを題材にした作品も多くありました。
なお、昨年度より社会のDX（デジタルトランスフォーメーション）推進に鑑み、応募方法をウェブサイト（Googleフォーム）による応募としています。
また、より多角的な視点で選考するため、今年度、特別賞として日本旅行賞を新設しました。
入選作品は「全国高校生川柳コンクール選考委員7人（全日本川柳協会関係者等）」による選考を経て、12月初旬に本学公式ウェブサイトで発表（予定）します。
まだまだコロナが続き制限が多くある中、川柳を通して高校生が家族や友人と心を通わせ、社会と触れ合うきっかけになればと考えています。
