引用元:城西国際大学(https://www.jiu.ac.jp/events/detail/id=10760)
今回は特別講演者として、東京大学大学院薬学系研究科の池谷裕二教授をお迎えし、本学の杉林堅次学長、杉山雄一特別栄誉教授の3名によるパネルディスカッションを行います。池谷教授は、科学技術振興機構が実施する戦略的創造研究推進事業におけるERATO池谷脳AI融合プロジェクトの研究総括も務めておられます。もう一人の講演者である杉山教授は、長年にわたり創薬の効率化を目指す数理モデルの応用について研究しています。また杉林学長は薬学研究者でもあり、当日は討論のモデレーターを務めます。
強力なツールであるAIはいま、医療や社会に大きな影響を与えようとしています。“AIと脳の融合とは?”、“AIがどのように医療に活かされるのだろう?”、“数理モデルによる予測に基づいた創薬とは?“という今日的な疑問にわかりやすく答える内容となるよう、準備を進めています。AIを基盤にした医療の未来、創薬の未来、脳機能解明の未来について、会場およびオンラインで参加される方々と一緒に考えていきます。
開催日:4月28日(木)14時開会~16時25分閉会
テーマ:医療とAI(人工知能)・現状と未来像
形 式:Webexによるオンライン配信
登 録:次のURLよりエントリー:https://forms.gle/enzQYvQtXToK6A4w7
(事務局より当日のアクセス方法を配信します)
主 催:創立30周年記念事業実行委員会
池谷裕二 氏
東京大学大学院薬学系研究科教授。「 ERAT O 脳 AI 融合プロジェクト」代表。薬学博士。静岡県生まれ。専門;神経科学、薬理学、人工知能。海馬や大脳皮質の可塑性を研究。最新脳科学の知見をわかりやすく伝える著書には「進化し過ぎた脳(ブルーバックス)」など多くのファンがいる。報道番組、新・情報7daysニュースキャスターにも出演して科学的視点からわかりやすい解説をしている。主な受賞;文部科学大臣表彰 若手科学者賞、日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞。モットー;楽しくご機嫌に生きる。
杉林堅次学長
城西国際大学学長。Management and Science University(マレーシア)名誉博士。薬学博士。滋賀県生まれ。専門;製剤学、DDS、経皮吸収、香粧品学。著書;「想像」が「創造」を生む薬学教育と薬剤師(評言社)など。主な受賞;日本薬剤学会賞、日本動物実験代替法学会功労賞、The AFPS(アジア薬学会)Distinguished Scientist Award。モットー;いつも明るく前向きに。
杉山雄一特別栄誉教授
城西国際大学薬学部 定量的システム薬物動態・薬効解析研究室、東京大学名誉教授、理化学研究所名誉研究員、薬物動態談話会会長。薬学博士。高知県生まれ。専門;薬物動態学,トランスポーター創薬。主な研究テーマ;薬物トランスポーター,代謝酵素のかかわる複雑な薬物体内動態を予測する数理モデルの確立。主な受賞;紫綬褒章、瑞宝中綬章、上原賞、AAPS(米国薬学会) Distinguished Pharmaceutical Scientist Award。モットー;I am OK and you are OK